【ドラマ評】オビ=ワン・ケノービ【STARWARS】
この記事はディズニープラスのオリジナルドラマ『オビ=ワン・ケノービ』の
ネタバレ有
の感想記事です。
⭐︎オビワンケノービ 全体について
「舐めてた相手が最強の殺人マシーンでした」モノで名高いクワイ・ガン(リーアム・ニーソン)を師匠に持つオビワンが満を持して世に問う「舐めてた相手が最強のジェダイでした」モノ。熱い師弟関係に胸が熱くなる快作❗️
という感じです。煽りではなく本当に好きな作品です。
色々文句を言おうと思えば言えるし、過去作との矛盾など疑問点もありますが、ユアンマクレガーとレイア役の子役の演技を中心に見応えのあるドラマとなっており、自分としては観て良かった、作ってくれてありがとう、という感想です。
⭐︎オビワンの戦闘スタイルについて
機械の体になって動きが鈍ったベイダーの周りでヨーダのようにちょこまか転がり回るという、相手の弱点に合わせた戦い方をするところはオビワン的なクレバーさがあって良かったです。
フォースで物を投げる系の攻撃が多かったことには驚きました。これは過去作ではドゥークーやベイダーなど、シスの皆さんが得意とする戦法だと思っていたからです。
これについて考察すると、
・オビワンはダークサイドに近づいている(?)
・オビワンはジェダイである事を放棄し、ただの念力強男(ふぉーすつよお)として戦っている
のかなと思いますし、あるいは
・単なるフォースおじさんあるある(ジェダイもシスも歳を取ると体を動かすのが面倒になってなんでもフォースで解決しがち)
なのかな、とも思いました。
⭐︎大尋問官とリーヴァと生きてる問題
ライトセイバーで体を貫かれても生きてるキャラクターが2人も出てくるのは納得しづらかったです。
アニメシリーズは未見なのですがダースモールが生きているらしいと知った時もモヤモヤしましたが、実写でやられると感化し難いレベルに思えます。
リーヴァが大尋問官を刺した後でトドメを刺さないのはプロの殺し屋さんとして如何なモノかと思いますし、ライトセイバーで刺した死体を隠さないのは犯人として三流過ぎます。
ベイダーがリーヴァを刺したあと、死んだ事を確認しないのは師匠のオビワン譲りで泣けますが、
リーヴァがちょっと殴られた程度のダメージしか受けてない感じで違和感が凄かったです。
このようにライトセイバーで刺される事のダメージが矮小化されると、そのうち「ハンソロも実は生きてました❗️」みたいな事を言い始めないか心配にもなります。
(おまけ)高橋ヨシキさんのYoutubeでお便りが読まれた部分